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ヨハルの曾祖父の祖父つまりは高祖父は真王に殺されたのか?

この物語の元凶である、[ヨハルの高祖父]の死因について考えていきます。
一応、物語の歴史の流れをおさらい
1、ジェがリョザにやってくる
2、王獣を権威の象徴にする
3、三代目真王のときに闘蛇軍を作る
4、[ヨハルの高祖父]が死亡し、闘蛇衆の掟の真意が分からなくなる
5、ヨハルの曽祖父率いる〈血と穢れ〉が王宮に火を放ち、神々の山脈の向こう側で起きたことが、伝えられなくなる
6、エリンが闘蛇の量産を許してしまう
7、プチ〈災い〉の発生

とまぁ、こんな感じで、
結論を言うと
[ヨハルの高祖父]が死んだのが悪い

ヨハルの曽祖父は[ヨハルの高祖父]がぐんぐん強大になっていく大公の軍事力を恐れた真王に、闘蛇に関する秘術を途絶えさせるために、毒殺されたと考えて、その報復として同じ知識の断絶を真王側に与えたわけですが、

[ヨハルの高祖父]はそれまでの伝統で神々の山脈向こう側で何が起き、それを繰り返さないためにどのような操作をしているのかを知っていて、
真王も同じように何があったか知っていたのです。

それに、最初の闘蛇衆となる男(ヨハルの先祖)は真王に呼び出されて、王宮で真王に闘蛇の知識を与えたとありますから。真王もある程度、闘蛇にどのような操作をしているのかを知っていているはずです。

つまり、知識を途絶させる必要がないのです。

また、軍事力ですが、それを押さえているのは[ヨハルの高祖父]達自身なので殺す必要がないです。

ということで、[ヨハルの高祖父]は本当に病死した可能性が大です。